特別編とは
About SPECIAL EDITION

2020年の初頭から、世界で猛威を奮った新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大は、地域の観光産業を始めとした、経済や住民の生活に大きな影響を与えました。
当然、サイクルグリーンツアーもまた、2020年、2021年と、その開催中止を余儀なくされました。
わたしたちは、せっかくこれまで築き上げた、自転車の聖地としてのブランドを守り、この状況を自転車の力で打破できないかを模索してきましたが、幾度となく繰り返される感染拡大に、あらゆる町のイベントは中止が続き、町外どころか、町内の住民同士も交流することが困難な時期が続いています。
そして実質3年のブランクを経た今年。
やはり一歩でも前を向いて、かつての町の賑わいを取り戻すべきではないかと、この春より今大会の実現へ向けて再始動しました。

開催時期は、結果、秋の深まるころとなり、夏のイベントの最大の魅力であった「川遊び」はさすがにできなくなりましたが、気温も適切で走りやすく、また新米、秋の味覚を楽しむことのできる時期でもある10月末となりました。

感染症対策を万全に、美山を堪能してほしい

イベントの最大の魅力である、美山の食を思う存分楽しんでもらうことや、地元住民との交流は、感染症対策をしっかり施した形で行うことになりますので、これまでとは、エイドやチェックポイントの形態も少し変更されます。
しかし、サイクルグリーンツアーが誇るエイドステーションの魅力は、絶対に損なわないようにしようというのが、今回の最大のポイントでした。

参加者の皆さん、そして地元住民の健康と安全を確保していくため、今回は従来の定員を大幅に削減。
加えてエイドステーションエリアの蜜を避けるため、地域の意見を聞きながら、できるだけ非接触になるように考えた運営の仕方など、様々な対策も施しました。

こうしたイベント開催が困難なこの時期だからこそ、美山町住民が一丸となってアイデアを出し合い、さまざまな問題解決に挑戦する、その姿を、ぜひ多くの皆さんにお伝えしたいと思います。

そして「特別編」とは、あくまで今年だけの「特別」。

近い将来、また元のようなサイクルグリーンツアーに戻って行くことを、わたしたちは望んでいます。
そして、ひとりでも多くの皆さんに、この機会にぜひまた美山町を訪れていただきたいと願っています!

イベント全体の変更点

  • 開催時期を夏から秋へ
    観光客の多い夏休み中を避け、10月末に変更しました。
  • サブプログラム数を縮小
    サブプログラムの数を減らし、子供向けのプログラム「ウィーラースクール」を一日目に移動させることで、様々な密を軽減するとともに、コンパクトな運営を目指しています。
  • サイクルスタンプラリーも開催
    1日だけ開催する「ロングライド」以外でも、気軽に自由に美山町内をサイクリングで楽しんでいただけるよう、約1ヶ月間のサイクルスタンプラリーも開催します。

ロングライドの変更点

  • マップとリストバンドではなく、パスポートとスタンプに!
    参加者はエイドやチェックポイントに設置してあるスタンプをご自身のパスポートに集めていただきます。
    パスポートには各種情報が記載されています。
  • エイドステーションを5ヶ所 → 大小約10ヶ所に分散。
    参加者の密を避けるためエイドステーションを分散させました。
  • 感染対策を施したエイドステーション
    各エイドステーションには必ず、イベント時の食事提供や感染対策を熟知した露天商の許可を持った町内の事業者も加わり運営します。食品の配布方法などこれまでと変わる部分もありますが、エイドステーションの心意気はそのままです!
  • 定員を600名に。
    今回は従来の定員数の約半数の設定です。参加者、スタッフ、地元住民の安全・安心のためご理解ください。
  • 事前の郵送物はありません。
    これまで参加確認証は郵送しておりましたが、インターネットでの確認となります。詳しくはこちら