競技参加者・観戦のみなさまへお願い
<必ずお読みください>

主催者と参加者みんなで「美山ロード」を守りましょう!

京都美山サイクルロードレースは、永きにわたり、自転車競技の愛好家である参加者と地域住民の支援のもと開催している歴史ある大会。この素晴らしい大会をさらに永く続けていくためにも、主催者と参加者が一緒になってレースを作っていくことが大切だと考えています。

【必読】
「美山ロード」をより安全に、楽しいレースにしていくために

| 栗村修のロードレース安全講習 | 練習走行での注意 | コースを知ろう | 集団の中でのマナー |
| 早めに準備しよう | 自転車走行禁止区間を守ろう | 地元と交流しよう |

栗村修のロードレース安全講習


練習走行での注意

美山町はレース開催地ではありますが、競技中の交通規制時間以外は地元や観光客など一般の方が生活や仕事で道路を使っています。レース前の試走や練習の際には、交通ルールを遵守して安全に走行しマナーの良い走行を心がけてください。みんなで力を合わせ「自転車走行に気持ちの良い町」にするべく、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

・道路を集団を形成し幅を取って走らない(並進禁止)
・信号、標識を守る(宮脇交差点「一旦停止」、静原交差点信号)
・神楽坂、深見、下吉田などのトンネル内では無灯火禁止
・追い越し自動車との挨拶コミュニケーション など

交通ルールの遵守やより一層のマナーの向上をお願いします。


自転車保険の義務化について

京都府では2018年4月より自転車保険が義務化されました。競技中の交通規制時間以外に公道を走る場合には義務化が適用されるため各自で自転車保険に加入してください。


コースを知ろう

コースのポイント、危険箇所についてしっかり予習し、把握した上でレースに参加しましょう。

<2日目>
メイン会場をスタート〜島〜下吉田〜宮脇〜又林〜下平屋〜上平屋〜九鬼ヶ坂峠〜静原〜和泉〜ゴールの1周10kmの周回コースを使用します。(CC及びCKは、島〜長谷〜上司〜和泉〜の1周5kmのショートコース)
※画像をクリックすると拡大します。

コース内にはいくつか気をつけなくてはいけない危険箇所があります。事前にしっかり試走して確認をしてください。
course_map2015_2

コースの要注意箇所について

本コース(10km)
1. スタート直後、佐本橋から美山名水前までの約1キロ
前にポジションを取ろうとする選手の動きが活発になります。道は広く見通しは良いですがまわりの動きには注意してください。

2. スタート後約2キロ地点の下吉田旧道の出口
今大会、すべてのカテゴリーで下吉田トンネルを回避、旧道を使います。急に道路幅が狭くなる上に、先に鋭角な右カーブがあり、集団のスピードが落ち、前方の選手との接触の危険があります。
さらに旧道の出口は、細いS字カーブとなっており、高速で集団のまま進入するのが難しいテクニカルなレイアウトになっています。スピードにはくれぐれもご注意ください。

3. 下平屋関門手前ののぼり坂
道が広く、その手前の下り坂も手伝って、非常に大きな集団を形成したまま、緩いのぼりに入ります。集団のスピードが落ちるため、毎年この場所の接触、落車事故が発生します。

4. 九鬼ヶ坂下り
激しく競い合って峠をのぼりきったあとの急な下りとなり、疲れのため集中力を切らした選手がカーブで転倒落車するケースがあります。その先にある大きなS字カーブには、道路中央にキャットアイがあり、コーンによりそこでコースが区切られていますが、コースをオーバーランする事例が多数発生しています。コーナーに入る際は、周囲に対しても注意するようお願いします。

5. 静原交差点
長い下りの後、ガソリンスタンドを越えたところの交差点で一気に鋭角に左折します。集団で通過する場合、ライン取りのために急激な進路変更を行うと事故を招く原因となります。くれぐれもご注意ください。

関門について
交通規制時間の軽減や、レースによる一般交通への影響を少なくする為に関門を設置いたします。ご理解ください。
個人ロードレース ショートコースの関門
1ヵ所(佐本橋北詰交差点)設け、制限時間を超えると認定ゴールとなります。

個人ロードレース 九鬼ヶ坂コースの関門
3ヵ所(ゴール前、下吉田、下平屋)設け、各部の先頭通過から規定の時間を経過した競技者を失格とし、関門において競技から除外します。


集団の中でのマナー

レースは、最大200名以上の人数の集団の一斉スタートで行われます。
スタートしてしばらくは、できるだけ有利な集団の前方を目指す選手で、密集した集団内で追い抜きや位置取りが活発に行われます。
つまり「集団が落ち着かない」状態になります。レースの初期段階だけでなく、新しい展開が始まったりする局面でのこうした状態が、一般的にはレース中、最も接触などの事故が起こりやすい状況と言われています。

こうした状況での事故を防ぐために注意していただきたいこと

・周囲の選手の動きを良く監察する(危険予測)
・危険回避で声をかけるのはお互いが楽しく安全に走るためであり、マナーをもって声をかけよう
・集団内のスピード変化に対応できるよう前後、左右の間隔をとること
・集団内で、いきなりの進路を変更をしない(急なライン変更は後方選手が危険)
・集団内で、急なブレーキ操作(やむを得ない場合を除き、急ブレーキを控える)
※急ブレーキは後方の選手の落車を招く可能性があります。
・集団中でも前の選手のおしりや肩越しに前の状況に絶えず目をやること。
など

集団の前方が上りやカーブの手前で減速する際に、集団後方はまだ減速点に達して無いために、そのままのスピードで突っ込む、いわゆる「前が詰まる」状態になり、最悪は前の選手と接触したり、慌てて急ブレーキをかけたりと、集団内落車の原因になります。
集団前方の状況も見て先の予測をもって走ること。前方の急な減速や落車にも対応できるよう、たとえば前の選手の真後ろではなく、少し左右にずらして走るなどで、急なスピードの変化に対応できる小さなスペース(逃げ場)をつくっておくことをおすすめします。


早めに準備しよう

受付から招集、スタートまでにしておかなければいけないことを確認します。

受 付:早めに受付を済ませましょう
招 集:速やかな招集を行うため、全カテゴリにおいてサインシートを除外します

整 列
スタートに並ぶ順序は主催者が特別に認めたシード選手以外は、それ以降に先着順で整列とします。

ライダーズミーティング
レース運営上の諸注意、安全管理などの確認を招集時のライダーズミーティングにより行います。かならず時間までにお越しください。

スタート整列の時間管理などは厳密に行います。スタート地点への移動が始まってしまうと、遅れた選手は自分の場所を変更できません。そのためにも招集場所に遅れないようにくれぐれもご注意ください。


自転車走行禁止区間を守ろう

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メイン会場付近のコース横歩道では安全のため自転車の走行禁止区間とします。
その他、当日、交通規制中(競技中)コースの逆走は絶対に禁止いたします。
係員の指示に従って移動してください。


地元と交流しよう

公道レースを継続していくためには、地域の理解が不可欠です。ただ場所を貸している、借りているという関係だけでは、いつまでも続けていく事はできません。そのためにも参加者のみなさんからも積極的に地元住民と交流を心がけてください。
みんなで協力して気持ちの良い大会にしましょう。

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